胚葉

ヒトが誕生するまで、受精後８週間までを胚子期と言い、細胞分裂を活発に繰り返しながら、各胚葉が出来上がる。
それ以降出生までは、胎児と言う。



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　　　　　　　　┃┃　↓外胚葉
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　　　　　　　┃　　　中胚葉　　　　　　　┃⊃
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　　　　－　口　→　　内胚葉　　　　→肛門
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　　　　　　　┃　　　中胚葉　　　　　　　┃⊃
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　　　　　　　　┃┃　↑外胚葉
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　　●外胚葉：上皮組織、神経組織を作る

　　　（中枢神経、感覚器、表皮、副腎髄質など）
　　　
　　※皮膚をアロマでトリートメントすると、脳に働きかけられるのは
　　　　神経と皮膚が同じ外胚葉由来だからです。


　　●中胚葉：
　　　循環器系、筋組織、結合組織、骨組織、血液・リンパ組織を作る。
　　　（リンパ管、生殖器、骨、腎臓、副腎皮質、腎臓、血管、心臓、真皮など）

　　　※体の中側の大部分。
　　　※真皮は体の内側なので、中肺葉です。


　　●内胚葉：
　　　消化器系、呼吸器系、甲状腺を作る。
　　　（肝臓、胃、甲状腺、食道、肺、膵臓など）

　　　※口から内側につながる大部分。

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　　ＣＨＥＣＫ！
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　　内分泌器官全てを覚えようとすると深みにはまるので、
　　甲状腺・副腎皮質・副腎髄質だけはきちんと覚えましょう。

　　○甲状腺→　　気管（上皮）に一部がつながっているので内胚葉。
　　○副腎皮質→　体の中側に接しているので中胚葉。
　　○副腎髄質→　アドレナリン・ノルアドレナリンを分泌するが、
　　　　　　　　　これらは、ホルモンでもあり神経伝達物質でもある。
　　　　　　　　　したがって、副腎髄質は神経系ともみなすことができ、
　　　　　　　　　神経系は外胚葉となる。

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血中カルシウム濃度に関与するホルモン

■カルシトニン

　血中カルシウムから骨を生成
（血中カルシウム濃度低下）

　内分泌器官：甲状腺



■パラソルモン

　骨を分解し血中カルシウム濃度を保つ
　（血中カルシウム濃度上昇）

　内分泌器官：副甲状腺