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AEAJアロマテラピーインストラクターの記憶を定着させましょ
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・溶剤抽出法は、油脂吸着法に代わり行われるようになった。
・植物を直接溶剤に入れてしまう部分が、油脂吸着法<マセレーション(温浸)法>と似ている。

コンクリート

 石油エーテルヘキサンベンゼンなどの揮発性有機溶剤を温めて植物を入れると、
 天然ワックス成分精油成分がともに固まり、これをコンクリートと言う。




アブソリュート

 コンクリートを取り出し、エチルアルコールと混ぜて攪拌する。
 すると、コンクリートにエチルアルコールは溶けにくいため、
 香りだけがエチルアルコールに溶ける。
 そこからエチルアルコールを蒸発させると、
 アブソリュートと呼ばれる精油が抽出される。



※特に樹脂から抽出することをレジノイド抽出法といい、REGと表記される。
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・油脂吸着法は、手間がかかるため現在商業的にはほとんど行われていない。(冷浸法はわずかに行われている。)
・フランスのグラースなどで初期の頃盛んに行われた。


ポマード

  ラード(豚脂)やヘット(牛脂)が芳香成分を吸着する性質を用いたもので、
  この香りの移った脂をポマードという。

  ■アンフルラージュ法(冷浸法)
  室温でガラス板に脂を塗りつけ、直接植物には触れないように香りを移す。
  熱を使わないので、芳香成分が壊れることなく理想的な採取法と言える。

  ■マサレーション法(温浸法)
  60~70度に熱した脂に植物を直接浸し、香りを移す。



アブソリュート

  ポマードにエチルアルコールを混ぜて攪拌する。
  するとポマードの脂はエチルアルコールには溶けにくいため、
  香りだけがエチルアルコールに溶ける。(エキストラクト)
  そこからエチルアルコールを蒸発させると、
  アブソリュートと呼ばれる精油が抽出される。


※アブソリュートについては、溶剤抽出法で抽出されたものだけを指すとする本もあり、油脂吸着法で抽出されたものをわざわざポマード・アブソリュートと書いたりする場合もあります。
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